これからフランス旅行を計画中の方への情報です。
2010年2月24日から5月24日まで、
フランス・パリの中心にあるグラン・パレで
「Turner and the Masters(ターナーと巨匠たち展)」
が開催されています。
Galeries nationales, Grand Palais
Turner and the Masters
http://www.rmn.fr/english/les-musees-et-leurs-expositions-238/galeries-nationales-grand-palais-257/expositions-258/turner-and-the-masters
ロンドンにあるテイトブリテン(the Tate Britain)の
企画・オーガナイズで、パリの the Rmn(Reunion des Musees Nationaux)と マドリッドにある the Museo Nacional del Prado からも作品が集められた興味深い展覧会。
ターナーは19世紀に活躍したイギリスでも代表的な風景画家の一人ですが
産業革命で変化していく街の風景や郊外の自然、特に嵐の海などを描いていることでも有名ですね。
この展覧会では、美しいヨーロッパの風景画の歴史をたどることができると同時に、印象派の祖としても知られている、ターナーの画家としての
名声を得るための戦略を見ることができる興味深い内容となっています。
彼の一番の師である、17世紀の古典主義の風景画家クロード・ロラン
(クロード・ジレ)を初め、18世紀のプッサン、ティツィアーノ、
リチャード・ウィルソン、ルーベンス、レンブラント、ヴァトー、
カナレット、ロイスダール、また、ターナーと並んでイギリスを代表する
風景画家で地元を愛し描き続けたコンスタブルなどの作品を
観ることができます。
パリに旅行される方は、大規模な、ターナーの作品と風景画の歴史を辿れる展覧会を訪れてみてはいかがでしょう?
筆者が3月半ばに出かけた折は、当日券のため、1時間程度寒さの中で
待ちました。
お出かけの際は、日時指定のチケットを購入することができますので、
展覧会HPでご確認くださいね。
但し、待っている間にも、パリらしいエンタテイメントに遭遇できるかも知れません。
Exhibition Data
”Turner and the Masters”
24 February 2010 – 24 May 2010
Galeries nationales, Grand Palais
Cours la Reine
Porte D
75008 Paris