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歌劇『ペレアスとメリザンド』@東京オペラシティコンサートホール
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    8月1日ドビュッシー作曲の唯一の歌劇、

    『ペレアスとメリザンド』の演奏会に行きました。

     

    ドビュッシーの没後100年にあたる今年、

    オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の設立30周年記念、

    そしてボルドー国立歌劇場総監督を2年前から務めるミンコフスキの

    OEK芸術監督就任記念の唯一の東京公演でした。

     

    コンサートホールはそれほど奥行きがないため、

    セミステージ形式でオーケストラ前部にステージを置き、そ

    こでオペラが繰り広げられました。

     

    このオペラはワーグナーを崇拝していたドビュッシーが

    自らのオリジナリティを意識して作曲したものとか。

     

    台本には、著名な詩人モーリス・メーテルリンクの

    同名の戯曲がつかわれています。

     

    これまで親しんでいたイタリアやドイツのオペラとは違って

    流れるようなオーケストラに合わせて、歌わせるよりも

    物語を素直に語り聴かせる抒情的なものを感じました。

     

    パイプオルガンを覆って大きなスクリーンが張られ、

    森の情景、泉、城の内部などの情景が映し出されます。

    両袖脇には縦長の字幕に翻訳が映し出され、

    わかりやすい工夫がされていました。

     

    第5幕のメリザンドが死の床にあるシーンでは後ろに衝立を置き、

    悲劇のヒロイン、メリザンドは立ったまま演じていました。

    フランス人の一流の歌手も、映像を含む演出も、

    ボルドー歌劇場の1月公演を若干手直しして持ってきたそうです。

     

    最後は満場の拍手、大喝采。

    出演者やスタッフ、そしてミンコフスキとOEKの皆さんが何度も応えてくれました。

    ミンコフスキさんは、楽譜を胸に抱きよせ、これが素晴らしい、とでもいうように

    ドビュッシーへのオマージュを表現していました。

     

    素晴らしい演奏会でした。

     

     

    ミンコフスキはそれぞれに文化度の高いボルドーと金沢の橋渡しを

    していくそうです。

     

    DATA

    東京オペラシティコンサートホール

    https://www.operacity.jp/concert/

     

    | keitaisupli | コンサート | 22:29 | - | - | - | -
    「フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮 レ・シエクル《春の祭典》」@東京オペラシティコンサートホール
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      2018念6月12日東京オペラシティコンサートホールで

      極上の演奏会に出遭いました。

       

      今最も注目される奇才といわれる指揮者のひとり

      ランソワ=グザヴィエロト氏と時代楽器演奏のレ・シエクル。

       

      緻密、明晰、色彩感などのワードが浮かんできますが、

      言葉ではなかなかいい表せない新鮮な感動は久々!

       

      『牧神の午後への前奏曲』はフルートやホルン、

      オーボエの柔らかく幻想的な音色、

      『遊戯』は様々な楽器の音色が粒だって聴こえて来ました。

       

      そして前半最後の『ラ・ヴァルス』が凄かった!

      あの躍動感、指揮者もレ・シエクルのメンバーも一体となって、

      変調を繰り返すリズムに乗って動き、うねり、

      素晴らしい音色を紡ぎ出すのです。最後に崩れて終わるるまで。

       

      会場もこの日一番の拍手大喝采だったようです。

       

      休憩をはさんで『春の祭典』。

      明るい響きと色彩感がありながら、緊張感と凄まじい迫力、

      素晴らしかったです。

       

      アンコールは時代を少し遡ったビゼーの小品。

      会場の興奮を鎮めるかのような静かで美しく柔らかな弦の響き。

      終わってもしばらくその余韻に浸っていました。

      全てのプログラムを通しての感動に鳴りやまない拍手も当然。

       

      チケットは事前完売で会場は満席、

      休憩時もロビーに人が溢れていてびっくり。

       

      期待の高さとそれを裏切らない素晴らしい演奏会でした。

       

      曲目

      ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 

      ドビュッシー:バレエ音楽《遊戯》 

      ラヴェル:ラ・ヴァルス 

      ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》

      (アンコール)

      ビゼー:「アルルの女」第1組曲 より アダージェット

       

      2018年6月12日

      @東京オペラシティ コンサートホール

      https://www.operacity.jp/concert/

       

      | keitaisupli | コンサート | 14:29 | - | - | - | -
      マルク・ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル@東京オペラシティ コンサートホール
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        フランスの指揮者マルク・ミンコフスキが19才で創設し、

        共にオリジナル楽器で新たな挑戦を続ける

        レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルの演奏会に行きました。

         

        昨年末、クラシカ・ジャパンで放映された、

        ヴェルサイユ乗馬アカデミーとのモーツァルト《レクイエム》の

        見事な演奏と人馬一体となった素晴らしい演出に感動し、

        大いに期待を膨らませて会場へ。

         

        曲目は、ドイツロマン派、メンデルスゾーン作曲の3曲、

        序曲《フィンガルの洞窟》、交響曲第4番《イタリア》、

        交響曲第3番《スコットランド》。

         

        これら3曲は、神童と云われたメンデルスゾーンが、

        1829年、20才という若さでのイギリス/スコットランド旅行と

        翌年のイタリア旅行中に曲想を得て作曲しています。

        初めて見る土地の自然や生活を感性豊かに受け取ったのでしょう。

         

        オーケストラのチューニングが始まります。

        その弦のチューニング音の柔らかいこと。

        このオーケストラの使用する古楽器/オリジナル楽器の効果なのでしょう、

         

        そして指揮者のミンコフスキが登場。

        まずは序曲『フィンガルの洞窟』

         

        静かに始まりますが、素晴らしい音色。思わず引き込まれていきます。

        やがて波や風の動きなど空気感を感じる演奏、

        まるで風景画を曲にしたようでした。

        弦だけでなく、管楽器も柔らかな、とても心地よい音色です。

         

        曲が終了して拍手の嵐が止まない中、すぐに

        2曲目の交響曲「イタリア」が始まりました。

         

        明るく軽快で、これぞイタリア、と言わんばかりの

        湧き立つような楽しい演奏でした。

         

        高揚した気分冷めやらぬまま、20分の休憩、

         

        再度ミンコフスキが登場し、観客に向かって話しかけます。

        来場して頂いて、「アリガトウゴザイマス」。

         

        そしてしばらく次の交響曲「スコットランド」について解説。

        このような親しみを込めてサービスする指揮者は初めてでした。

         

        最初はスコットランドの荒れ地を想わせる思索的な第一楽章、

        しかし次第にテンポが速くなり、やがて体が踊り出すような躍動的なリズムに。

        柔らかな、包み込むような音色は最後まで変わりません。

         

        演奏が終わり、一呼吸おいて、会場は感動のブラボーの声と拍手の嵐。

        汗びっしょりの指揮者は、何度もコールに応えてくれました。

        素晴らしい演奏会で、迷うことなくファンになりました。

         

        DATA

        東京オペラシティコンサートホール:タケミツ・メモリアル

        https://www.operacity.jp/concert/

         

        | keitaisupli | コンサート | 01:13 | - | - | - | -
        東京フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会@東京オペラシティ コンサートホール
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          1月24日、名誉音楽監督チョン・ミョンフン指揮の

          東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東フィル)の

          演奏会に行きました。

           

          曲目は、モーツァルトの交響曲第41番『ジュピター』と、

          ベルリオーズの『幻想交響曲』。

          ともに作曲家の代表作であり、時代を画する曲目です。

           

          『ジュピター』は、特に第4楽章が華やかでスケールの大きな演奏でした。

          『幻想交響曲』は、ステージが狭く見える100人規模の大編成で、

          きらびやかで若々しい音色が鳴り響きます。

           

          東フィルは1911年創設の、日本で最も歴史あるオーケストラ。

          チョン・ミョンフンさんとの関係も長く、お互い家族のようなものと

          認め合っているとか。

           

          そのような温かい雰囲気の中でピッタリ息の合った演奏が

          繰り広げられたのも当然なのでしょう。

           

          歴史ある東フィルだけあって、社会貢献活動にも注力されているようで、

          会場には国際交流支援のご招待と思しき若い外国人の皆さんを

          多く見かけたのが素敵でした。

           

          DATA

          東京オペラシティコンサートホール

          https://www.operacity.jp/concert/

           

           

           

          | keitaisupli | コンサート | 23:29 | - | - | - | -
          バッハ・コレギウム・ジャパン モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
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            今年はルネッサンスからバロックへの様式転換を進めた

            イタリアの大作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディの生誕450年、

            モンテヴェルディの演奏会が数多く催されています。

             

            彼の作品の中でも最も有名な宗教作品《聖母マリアの夕べの祈り》を

            東京オペラシティ・コンサートホールで聴いてきました。

             

            演目:モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》

            演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン、

            指揮:鈴木雅明氏

             

            この曲は、教会音楽の中でも最高峰のひとつと称されています。

            定評のあるBCJはもちろんのこと、質の高いソリストがあつまり、

            様々な楽器編成と、ソリストと合唱の様々な組み合わせで織り成す演奏は

            とても素晴らしいものでした。

             

            モンテヴェルディはヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂楽長だったそうで、

            このスケールの大きな教会音楽をサン・マルコ大聖堂で聴いたら

            さぞかしと思いました。

             

            しかし、日本では鈴木雅明氏も称賛しているように教会のような作り、

            素晴らしい音響効果のこの東京オペラシティコンサートホールで聴く

            バッハ・コレギウム・ジャパンの《聖母マリアの夕べの祈り》が

            最もそれを再現していたのかもしれません。

             

             

            DATA

            東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル

            東京都新宿区西新宿3−20−2

            TEL:03 -5353-0770

            https://www.operacity.jp/concert/

             

             

             

             

            | keitaisupli | コンサート | 01:31 | - | - | - | -
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