11月7日と8日の両日かけての全曲演奏会のうち、
8日の演奏会に行きました。
・指揮/ピアノ:アンドラーシュ・シフ
・管弦楽:カペラ・アンドレア・バルカ
演奏曲目:
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73《皇帝》
《アンコール》
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58 より 第2・3楽章
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78《テレーゼ》より 第1・2楽
シフが自ら指揮するオーケストラとピアノ演奏は、
期待をはるかに超える素晴らしいものでした。
ベートーヴェンの協奏曲も創造的なシフの手にかかると
まるで違う曲に聞こえました。
シフの柔らかで流麗なタッチの演奏と室内楽のような
オーケストラ(カペラ・アンドレア・バルカ)の
柔らかな音色に感動!
第1番、第5番、いずれも現代最高の演奏のひとつといってもいいでしょう。
アンコールもサービス精神旺盛なシフらしく、考えられないほどのボリュームでした。
名演奏を堪能し、会場は拍手喝采。ずっと残る余韻を楽しみながら帰路につきました。
DATA
東京オペラシティ コンサートホール:
タケミツ メモリアル
http://www.operacity.jp