東京オペラシティアートギャラリーで開催されている
「カミーユ・アンロ| 蛇を踏む」を観てきました。
カミーユ・アンロ氏は、1978年フランス生まれの
映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなど様々な
メディアを駆使する現代美術家です。
彼女の関心は文学、哲学、美術史、天文学、博物学、人類学、
情報学など様々な分野に及びます。
それら彼女の興味に基づくリサーチで蓄積されたデータを編集し、
構築された知識に基づいて制作された作品たちは
スケールの大きな知のワンダーランド!
今回の展覧会は大型のインスタレーション作品を含め、
作家のこれまでと現在を初めて総合的に紹介する大規模個展です。
C_《青い狐》会場風景
しかも様々な作家の作品タイトルをモチーフにした草月流のいけばなとのコラボ作品は
日本ならではの展示です。
A_<革命家でありながら花を愛することは可能か>会場風景
彼女の収集した多岐にわたる膨大な知識と現代的な鋭い問題意識でクリエイトされた
作品世界を楽しむことができるまたとない機会。
映像作品は必見です。
会期は12月15日まで、お見逃しなく!
DATA
東京オペラシティアートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/